2010年04月09日

ライ麦の芽が!

アースデイの打ち合わせで知り合った「オフィスE」の峯岸さんから、
「4月9日はマヤ暦でスタートの日!」と教えていただいたので、
ナガブロでブログを初めてみました。
よろしくお願いします。

ライ麦の芽が!

昨年11月、埼玉の「糧工房」さんから分けていただいた種籾を、
飯綱高原のNPO「よっこらしょ」さんの使っていない畑に撒いてみました。
芽が出る前に雪が降ってしまったのであきらめていたのですが・・・。

感動しました。

そこで思い出した詩がひとつ。
オーストリアの修行時代にお世話になった舟田詠子先生の『パンの文化史』に
収められている詩です。

冬の夜に

冬の夜に
いくつものパンが育つのです。

小麦が若々しい緑の芽をふくのは
雪の下なのですから。

春になって
お日様が笑顔を見せて初めて

きみは気がつくのです
冬が為した良い行いを。

だから この世が
侘びしく、空しいものに思われても

だから この世が
厳しく、辛いものに思われても

静かに、そして
変化に耳を澄ませるのです。

冬の夜に
いくつものパンが育つのですから。

  F・W・ヴェーバー(小谷一夫訳)

「・・・厳寒に耐えて育つムギが、やがてパンになることにたとえて、
試練に耐えて生きる人に慰めと希望を与える詩である。」(本文より)


今は辛くとも、きっといつか芽が出る日が来る。
素直にそう信じてみようと思える光景でした。

挫折ばかりで思うように運ばない事のほうが多いけれども、
同じような境遇のみなさん、お互い頑張りましょう!
今日が新しいスタートの日と信じます。












Posted by PERO at 23:58│Comments(2)
この記事へのコメント
こんにちは。
芽が出たのですね。
これからの成長が楽しみですね♪
我が家の畑にもいくつかの小さい芽が出始めました。

>今は辛くとも、きっといつか芽が出る日が来る。

私もそう信じたいです。
Posted by hisae at 2010年05月26日 12:11
hisaeさん、初の書込ありがとうございます。
中学生の頃、夜に書いた日記を翌朝見るとみょ~に恥ずかしく感じたものです。
初ブログもまさにそんな感じでしばらく開いていませんでした。コメント遅れてすみません。

いい季節になりましたね。お菓子教室の案内、よろしければうちの店にも置かせてください。
Posted by PERO at 2010年06月04日 09:19
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飯綱高原で薪の窯で焼くパン屋をやっています。オーストリア・チロルの伝統製法によるまろやかな酸味のライ麦パンが看板商品。ぜひ窯も見ていってください!